ビールは種類あるの?
日本でもキリン、アサヒ、サントリー、サッポロなど各メーカーから数々の種類のビールが発売されていますが、その数だけでも数え切れないほどあると思います。
日本でビールというとラガーとかドライなど知られていますが、実際は醸造方法の違いによって各カテゴリーに分類されており、上面発酵ビール、下面発酵ビール、自然発酵ビールの3つに分類されており、その下に様々に分類されるビールがあるのです。色でも「淡色」「中等色」「濃色」の3種類に分類されます。
『上面発酵ビール』
20度前後の比較的やや高温で発酵させたビールです。
発酵中に酵母が上層に浮き上がることからこう呼ばれています。発酵温度や常温などで飲むのが好ましいのですが、冷やして飲んでも美味しいです。エール、スタウト、ポーター、ヴァイツェン、アルトなどがこの種にあたります。
『下面発酵ビール』
5度程度の低温で発酵させたビールです。
発酵の終わり頃に酵母が底に沈降することからこう呼ばれています。冷やして飲むと美味しいビールです。19世紀以降世界的に主流となっている種類です。ラガー、ピルスナー、黒ビール、ボック、アメリカンなどがこの種になります。
『自然発酵ビール』
常温で、酵母を接種することなく自然界の微生物を利用して自然発酵させたビール。ベルギーのランビックがこのタイプ。
世界各国のビールも日本に数多く入ってきていますように、皆さん飲んだことがあるメーカーもあることでしょう。ビールというと頭に浮かぶ国は何処ですか?ドイツ?ベルギー?
現在ビールの生産量のベスト10はなんと中国、アメリカ、ロシア、ドイツ、ブラジル、メキシコ、日本、イギリス、ポーランド、スペインの順なのですよ。ドイツ近隣のオランダ、チェコ、ベルギーは各12位、19位、20位です。
中国がベスト1というのには驚きましたね。中国はビールの製造開始は欧米諸国には遅れをとっていますが、21世紀になって生産量では世界一となっています。主に青島ビール、哈爾浜ビール、燕京ビールなどがあります。
≪ドイツ純粋令≫
1516年にドイツ・バイエルン公国にてヴィルヘルム4世が「ビール純粋令」を制定しました。
ビール純粋令では当時のビールの品質の粗悪さを憂え「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし」と原料を定めました。
ドイツのビールは大きく分けて大麦を原料とするピルスナータイプと小麦を原料とするヴァイスタイプ・ビールがあります。ピルスナービールはチェコの発明で、ラガービールはオーストリアの発明ですが、いずれもドイツ系による発明です。
ドイツのローカルビールだったラガーを世界的に広めたのは、チェコで生まれたピルスナーがきっかけなのです。日本で最も飲まれている黄金色のビールは、このピルスナー・タイプになります。
ベルギーは世界でも多様なビールを醸造国で、アイルランドのギネス、オランダのハイネケンや、フランスのクローネンブルグなど、ドイツ近隣でのビールは最も有名です。
バドワイザーを始め軽い飲み口のビールが代表的なアメリカ。サンフランシスコなど西海岸を中心にクラフトビールやマイクロブリューワリーという小醸造所によるビールが多種あります。生産されるビアスタイル数は世界でも有数を誇ります。
日本大手メーカーの有名ビール(一般的に全国発売の流通ビール)とは違い、全国各地に地域密着型小規模醸造所による、地方
ブランドのビールの地ビール。これらの多くの醸造所から、エール、ダークエール、ピルスナー、ヴァイツェンなど数種類のタイプの
ビールが醸造されています。地ビールの醸造所は全国で100カ所前後あるそうです。
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